スペイン巡礼

懐かしい人

懐かしい人

巡礼道最大にして、歴史の町、レオンを出て、9日が経ちました。一昔前の無一なら、さしたる感情もないままの9日だったかも知れません。物の見方の深さは別としても、よくここ迄これたなあ という想いは、しみじみするものが有ります。何だか分からないが、誰にでも感謝したい気持ちです。
そこで、このおじさんの登場。バール(居酒屋兼食堂)で隣り合わせました。カナダ人です。目があった時に笛を吹く真似をしたのです。そして、
 サンキュウ!と言ってくれました。
 あっちこっちでちょいちょい吹いているので、
「何処で聞かれましたか?」「レオンのカテドラル広場で聞きました」と。
記憶すべき、懐かしい人の出会いは沢山ありますが、この方もそのうちの一人です。何と言っても笛を喜んでくれたんだもの。
 ルーカスは昨日。先を急いだので、最後の夜となりました。
そう言えば、焦がれるように笛の音を喜んでくれたフランシーヌは今頃何処を歩いているのでしょうか?

 

内田さん

内田さん 

今回、同行の羽目になった同行のナイスガイ

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