旅の途中、巡礼者に何処からの出発ですかと尋ねると、尋ねた人の8割がたは、ピレネー山脈の麓、サンジャン ピエ ド ポーと答えます。私が最初考えた、パンプローナの遥東方です。私達が出発したブルゴスまで、1日25キロ平均でも、14～15日掛かります。レオンを過ぎて、顔馴なじみが一新され新しいメンバーとの道中です。足を痛めて引きずりながら歩く、痛痛しい人に出会うことが多くなりました。そのうちに自分も仲間入りかと予想しながらの旅です。
豆の治療後速く乾燥させるための日光浴の写真です。傷口に蠅が気持ちが悪いほど群がります。鼻の中にも入ってきます。隣のドイツ人らしき青年を見ると、一心不乱の物書きです。頭から、髭、足に至るまで毛むくじゃら。成る程と納得していたら、このうるさい蠅めが！！と私にも分かる英語で怒鳴っていたので、妙な所で嬉しくなりました。新しい発見もしました。
蠅は噛むんですね！
