スペイン巡礼

巡礼12日目

巡礼12日目

レオンに連泊後、中盤戦の始まりです。足底痛が治らず、気にしながらの出発です。一緒に巡礼していた k君は、19日にマドリードに帰らなくてはならないので、今迄は私達のペースに合わせていたのですが、可哀想なので、無罪放免ににしました。朝5時に韋駄天走り宜しくすっ飛んで行ったようです。私たちが3日を掛けて行くつもりのアストルガ、50キロをだぶだぶのバスケットシューズで、豆も作らず走っています。見たようなことを言って、と、思われるかもしれませんが、これは本当です。いける所まで行って、マドリードに帰るつもりです。
 一方、私と言えば、遂に豆が出来ました。足底痛やら豆をカバーしながらの歩行はいびつとなって全体がおかしくなります。それでも何とか予定地まで到着。レオンの町の艶やかさ、洗練さ、都会さは既になく、またまたの田舎村です。この村に入る手前の村の店で、豆の治療旁々、昼食をとりました。村のおっさん連中がバールでビールやらワインをやっています。二杯、三杯と調子がよろしい。ワイワイガヤガヤの後、一斉に、車に乗って散って行きました。そういう所です。足を引きずりながら、小さな教会を通っての村外れに、洒落て、可愛いこの標識版。ホッとします。

 

新しい靴

新しい靴 

スペインで新しい靴を買いました。日本であたらしく買った登山靴は、問題はなかったのですが、重くて、この靴を自分の足で運ぶのに疲れてしまいます。サンダルで歩きましたが、これもまたうまく行きません。そんな訳でこの靴です。明日からこの靴に総てを賭けるのです。

 

これはまた愛らしい

これはまた愛らしい

小さな教会
 写真にも映らないような大教会のすぐ裏に、こんな小さな田舎の様な、場違いの教会に出会って、思わずの写真です。完全に観光の対象としての大教会のミサよりも、家庭的でホッとしたミサがあって、返って本来の祈りの場となっているかもと思うと、ますます愛らしい教会です。

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