昨夜はまあまあの雨があって、砂ぼこりの道も潤って、見た目にもスッキリし、歩くのもとても楽です。歩きながら見ますと、この種類のでんでん虫が右から左へと移動しています。反対方向に向かっているのはありません。彼らの生きるべき法則に従っているのでしょう。目立たない色だし、その歩みたるや、ご承知の通りです。朝から晩まで何百人という巡礼者が通ります。彼らに潰されてしまうのではないかと心配します。グチャリと潰されたでんでん虫との対面です。ひたすら突き進む巡礼者に潰されてしまう彼らのさまは、まるでレコンキスタ時代と変わらんな~と思いながら、ヒイヒイ言いながら、歩いとります。