旅の途中出逢った浦島くん。この旅を始めて、40日になるらしい。26歳。若い。羨ましいが、かっては、自分も似たような体験の数々があった。今すっかり弱って今日もまだまだ体力的には辛いものがあるが、自分には自分なりの、と、了解する。洗濯、シャワー、一休みの後、ついた時出会ったイギリス人の牧師親子の娘が、同じベンチにいる。聞くと、これからまだ16キロ先の地点まで行くつもりらしい。親子の速度では、3時間半かかるだろう。朝8時の出発 。到着はきっと6時になると思う。10時間の強行。色んな人と感動的な出会いもありそうで、辛いながらも、わくわく。
丘陵地と麦畑
丘陵地と麦畑ばっかしの巡礼地点を歩いています。野山はすっかり枯れあがって、川にも水がありません。したがって、畑も枯れてしまって、ほとんどの向日葵畑も枯れてしまって、全滅状態です。歩く辛さを慰めてくれる自然がありません。したがって、ひたすら歩きます。歩く一歩一歩リズムと心のリズムの一体感は何日後にやって来るでしょうか。これも、楽しみのひとつ。
