この本は保寧寺の前住職熊田和尚の書かれた手紙の中から抜粋して
編集した小誌であるが、ほとんどは一枚のはがきに書かれたものである
平成12年に死の宣告をされ、その10日後に果たして遷化された、奇特の僧の
折々に書き送った手紙の抜粋集とでも申せましょうか。
平成十三年の発行であるが、今手元に一冊だけ残っている。読み返してみるとかって読んだ時の思いとは、また違った思いなどが窺われて、興味深くよんだしだいである。抜粋して掲載。
熊田和尚の遷化された年齢にも刻々と近づいてきた我が人生を顧みながら,
思いのたけを書き綴りたい。。