書院兼庫裡の東側の田んぼと庫裡の間にうなぎの寝床の様な石庭があります。くちゃくちゃといじっているうちに出来上がった訳のわからん庭です。それでも、お寺に来られる人たちは、いい庭ですね、京都のお寺に行ったみたいです。と、嬉しくなる様な御世辞をいわれるのです。まあ、素直に喜んでいます。この庭の月山には樹齢五十年はあるかと思われる松の大木がありました。人それぞれですが、でかいことはでかいが、あまり形宜しくなく年中松の葉っぱばかりが、ポロポロと落ちて、庭の管理側からすると、実に宜しくないのです。 じつはこの松,先住熊田和尚がご自分の修行でら、那須の雲岩寺から入寺記念に持ってきた記念の実生松、何本かのうちの一本なのです。私の入寺以来十五年を記念して取り除きました。ずうっと切りたかったのです。代わりに、オオムラサキを入れました。如何でしょうか?。熊田和尚!誠に申し訳ありません。しばらくはうなされるかも知れませんね。おとろしやー!!!!。