昨日に続いて、今日も朝からぐずついている、こういう朝は、やっぱり気分が乗らない。靴の濡れなどを気にしながらの出立だ。やがて霧が上がって、ふーと日が差すと、やったぜと思うが、今までの経験で、油断しないことだ、。今日の投宿場、サリアを遥か眼下に見る頃には晴れたぞ、の確信有り。サリアに着くと、程なく、教会の扉も開いて 、献笛の運びとなる。昨日、雨のオセブレイドで吹いたとき、強面のだ男性が涙を流して、感動の情を示してくれるが、もし、笛の先生 、大野さんが吹いたら、腰でも抜かすかと、思ったことでした。こんな拙い笛でもこんなに多くの巡礼者が 涙します。此処まで続けてこられたこと、先生や笛仲間に感謝します。