和尚のつぶやき

ものの感じ方

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雨中オセブロイド峠に向かう山道から眺めたたにあいです。あの辺から登って来たのかな?という辺りです。ガスで何も見えませんでしたが、スーとガスが消えると何でもない所でもやけに感動的に見えて、パチリとやってしまいます。
喜怒哀楽の感情も似たようなものかもしれません。
昨日、痛めた足は今日どうなる事になるかと、心配しながら歩き始めたアッコは気にならなかったと言っていました。
出立時からの雨、泥濘んだ山道、ポンチョに差し込む冷たい雨で体はすっかり冷え込んでくる、そんんこんなで足の痛いどころでは無かったのでしょう。私も、早くこの環境から抜け出したい一心で、やけに足の進みが早く、どうしたかと思われました。環境のなせる技かもしれません。

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