和尚のつぶやき

生きる

 

 

 

2015-12-24 08.02.41 

この言葉は、皆さんもよく目にし、耳にされた言葉と思います。禅宗のお寺には、「開板」という時を告げる板木にこの言葉が書き込まれています。

特に坐禅中など、此の音を聴くと、切々と時間の重みが迫ってきて、修行の埒明かぬのをギリギリしながら聴いたものでした。

あれからすっかり年もとって老齢真っ只中です。

「生死事大」  生き死にははっきりしたか、

「光陰可惜」  時間は無いぞ、

「無常迅速」  時は一瞬、瞬きも許されないぞ、

「時不待人」  おたおたしてると措いてきぼりだ。

 

人生厳しいね。そんな中にも「楽しみ」を見つけていくのもまた「人生」

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