この言葉は、皆さんもよく目にし、耳にされた言葉と思います。禅宗のお寺には、「開板」という時を告げる板木にこの言葉が書き込まれています。
特に坐禅中など、此の音を聴くと、切々と時間の重みが迫ってきて、修行の埒明かぬのをギリギリしながら聴いたものでした。
あれからすっかり年もとって老齢真っ只中です。
「生死事大」 生き死にははっきりしたか、
「光陰可惜」 時間は無いぞ、
「無常迅速」 時は一瞬、瞬きも許されないぞ、
「時不待人」 おたおたしてると措いてきぼりだ。
人生厳しいね。そんな中にも「楽しみ」を見つけていくのもまた「人生」