和尚のつぶやき

親子ですねえ と思いきや。

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下の写真の猫はメイちゃんです。一年ぐらい前に貰われていったのですが、いたずら猫になっていないか心配です。此のメイちゃんはしばらくもしないうちに、水のほしい時は、水道の蛇口のところに来て水をせがむそうです。実は、我が家の玉ちゃん(上の写真)もお水の請求はやっぱりシンクの蛇口のところで、にゃんにゃんとせがみます。最近はトイレまで一緒に入ってきて、手洗いタンクの上で水のでるのを待つ始末です。お風呂に入っているとドアーをこじ開けて、43度の湯を美味そうにに飲みます。猫は猫舌ではありませんね。やっぱり親子だなあと、こんな大したこともないことに、変に感心しながらうなずいていたのですが、ハタと気づきました。メイちゃんのお母さんはクロネコでした。マックロロの野良猫でした。
やっぱし保寧寺へんをうろつく三毛猫が居て、こいつがどうもオヤジの様です。そういえば、三匹の内、一匹は黒、もう一匹はペルシャ猫の様な全身グレイ色、そして、メイちゃんです。なんでこんなバラバラなんや?と訝っておりましたが、次々と貰われてゆきまして、ほっとしたのもあるのでしょうか、オヤジの三毛猫模様と我が家の玉ちゃんの色模様がそっくりなので、いつの間にかオスとメスとが混同してしまって、玉の子と思ってしまったのです。そんな訳でお水を飲むしぐさが似ているだけで、親子と勘違いして、感心してしまったのです。もうちょっと考察してみると、玉が我が家に来た時には、すでに避妊手術をしていたことも思い出しました。玉が生んだのではないということは判明しました。境内でメイちゃんの親父と鉢合わせする事がありますが、オヤジだからオスということになるのだが、三毛猫のオスといえばえらいことでっせ。値打ちものです。が、此のオヤジ、三毛猫のプライドも品格もありません。三毛猫を偽る真っ赤な偽物です。誰もそうといって言っておりませんが。
我が家の玉ちゃんは三毛猫です。みんなそう言っていますから。
私がメイちゃんの親をかってに間違ってしまったものだから、メイのオヤジはえらいとばっちりに遭ってしまいましたが、今頃どうしているのでしょう?静岡あたりからの直撃の台風はものすごい雨をともなって境内はぐじゃぐじゃです。何処で隠れて潜んでいるのやら。
「トンビが鷹を生む」と言ったり、[蛙の子は蛙」と言ったり親子の関係はふくざつだー。

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