もう4年ぐらい前か、お寺でパンチャラマさんの演奏会を楽しみました。弟さんのタブラーとの共演でした。彼らはネパールの人です。ヒマラヤの風、と銘打った爽やかな笛の音色でした。
いまその国はたへんなことになっています。世界各地で起こる地震の悲惨な光景はこの国、日本でも古い出来事でもなく我々の脳裏に焼き付いています。にほんこくないの惨事でさえただ呆然と見送っているしかないというのが現実です。遥か遠く離れた日本からネパールの惨事をどのように見守っているのでしょうか?
首都カトマンズにはパンチャラマさんの援助している学校も在るように聞いています。
音楽をもって、彼の国を想い、憂い、一日も早い復興を願って笛を吹く。これが彼に出来る今の力です。それが彼自身を励ます道でもあります。
6月21日。ネパールはもちろん世界各地の災害復興の願いと、パンチャラマさんを励ます会を、保寧寺で行います。詳細はのちほど。