和尚のつぶやき

ちゃんちゃん

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今また、サンチアゴの大聖堂にいます。12時のミサ開始ですが、もう座るところが有りません。仕方なく、石畳の上に座ってミサを待つ。二年前のこの時間が蘇った様な、気持ちの安定さが心地よい。隣に座ったcalaは、巡業で痛めたあしが痛くて唸っている。労わりの言葉話かけると、和尚のせいだと冗談とも本音とも分からない様な返事が返ってくる。U婦人は、立っているのがとても辛そうで、シスターが入ってはいけない席を案内して座らせてくれたのも束の間、警備員に追い出されたと聞き静かなミサの中のもなかなかの攻防。何処でも修羅場ですね。ミサが終わって自由時間。前回の巡礼で知り合ったanaの家族が会いに来てくれて一緒に食事。通じたのかそれとも通じなかったのかよく分からんが、英語とスペイン語のミックス語で頑張る。anaは妊娠3ヶ月の時、日本にやって来て、熊野古道巡礼に連れて行きました。冷たい雨の山中でお腹が痛いと言われた時には、えらいことになったと後悔しましたが、サンチャゴ教会の広場で可愛い八ヶ月の子供をみた時は、本当にほっとしました。全員が無事ここ、サンチャゴまで来ました。サンチャゴ大教会は修復中のの為、荘厳に欠けましたが致し方のないことです。まだ、バルセロナを残しておりますが、サンチャゴ巡礼パート❷は此処で終わりますあとは、追記となります。 御機嫌よう

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