和尚のつぶやき

寄る歳波

昨年、暮、ミルク飴を食べていたら、下の差し歯が抜けました。今年の正月1日、お餅を食べたら上の差し歯がまたぽろり。上下の抜けた場所が近寄っているため大きな穴状態です。一番困るのはうどんを食べる時です。どういう訳かうどんが全部という訳でもないけれど、その抜けた穴に集中するようで、うまく噛切ることができません。勢い長いまま飲み込みます。うどんだからいいけれど固いものならと思いながらの食事模様です。歯医者に行くことにしました。皆さんもどこか悪い処があればお医者さんに。
昨日の朝、ベッドから立ち上がったとたん下肢部の筋が抜けたようになえてしまって1時間ほどまったく動けなくなってベッドの上でのたうち回っておりました。不安ですね。寄る歳波と申しますか、あっちこっちがぼろぼろと崩れてきます。今年の正月も連日連夜新年会と申しながらの一杯会でしたが、大体がそんな話で盛り上がりました。体の衰えはいかんともしようがない訳ですが、せめて心の在りかぐらいは明るく健康で在りたいものです。それからもうひとつ。昨年スペイン巡礼に行ってきましたが、五キロ痩せて帰ってきました。スッキリとして気持ちよかったのですが、もう既に2キロ戻ってしまいました。100%おなかの周りです。着物を着る時は帯がしっかり固定して着物写りは好いのですが、ズボンなどの時はよろしくありません。ヨーロッパの人、特に中年過ぎは、太陽の光を浴びる時間が少なくて肥満になる傾向があるようなことを、なにかの本で読んだ気もしますが、日本人の肥満は殆どが食事事情でしょう。所謂食べすぎです。老人の肥満は何かと大変です。これも気をつけましょう。正月早々、よるとしなみの駄文です。

ページの先頭へ