和尚のつぶやき

石垣島空港

石垣島空港

今日でお別れ
石垣島の飛行場は今月で閉鎖です。新しく、広い飛行場が出来ました。町が発展している証です。観光客の数はうなぎ上りで、街なみは石垣島の風情は殆どなく、台風の影響も考えてのことでしょう、コンクリートの建物が圧倒的でした。石垣島に余生というつもりで移り住む人たちも随分と在るらしく、町のアウトサイドの海を見渡すロケーションには、ちょっとしたいい家が立ち並んでいます。人が増えれば、心の住処も必要。いいタイミングで建立された達磨寺にVIVA!
考えるに、沖縄の精神風土の中には、仏教とかキリスト教とかの特別な拠りどころではなく、百パーセント先祖崇拝思考では無いかと思います。前回書きました「 母体回帰」の考えも含めて。
沖縄には檀家制度は無いのですが、ではどうしてお寺は生活しているか、一寸気になるところです。
亡くなった家族の供養は自分たちの好みのお寺、和尚を選べるそうです。
本来的デスね。仏教の思想と先祖崇拝はピタリと一致するわけではありませんが、其処の処は、各自和尚の力量が要求されるところです。そのように見受けられる和尚さん方に出会いました。総じて、南海の海の明るさと、その数、数多の猛烈なる
台風にもめげない力強さがありました。

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