サンチアゴまで後9、5キロ。巡礼者たちにとって、競馬じゃないが最後の追い込み地点だ。この様なバルが出て来ました。嫌に陰気臭い店構えです。かなり前からどんじゃかドンジャカとやたら五月蝿い音楽がこの店から聞こえております。演奏会でもしているのかなぁと思いながら通り過ぎますが、唯の拡声器からの音でした。他の人はどう思うか知らないけれど、「なんて不愉快な」と思ったもんでした。中をチョット伺いましたら、やっぱしそれなりの巡礼者が休んでおりました。巡礼風情の変化を味わったのですが、悲しく思うのは私だけでしょうか?何せ80才やからねえ。環境の変化に対応しづらくなっております、頭の方が。
こんな詰まらぬ些細な事でも気になって、ぐずぐず歩いている自分が情けない。今回はもう散々。