和尚のつぶやき

如何でしょうか?此の眺め。

image< 雨上がりの夕暮れ、保寧寺あたりから見た怪しく燃えるばかりの夕暮れです。さほど珍しい景色でもありませんが、それでもこの日の夕焼けは特別でした。紅蓮と言うのでしょうか、そんな迫ってくるばかりの、燃える赤でした。一昔前の子供だったら、きっと、おかーさん 怖いなどと言って、遊んでいた子供達は、お母さんのエプロンに潜り込んだかもしれませんが、見渡したところ、人っ子一人いませんでした。私の小さき頃、この夕闇迫るギリギリのこの時間、命がけで遊んでいたんだが、ここら辺の子供はどうしているんだろう。何しているんだんろう。紅蓮の夕焼けは、必死に遊ばない子供達を怒っている様な、そんな気がしたね。

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