和尚のつぶやき

又々、懲りもせず

image来年(平成28年)の麦の穂の盛んなる頃に再々度スペイン巡礼に挑戦します。まっすぐに、天空を貫ぬくように歩く快感と憧れ、それと、最近の体力の衰えに切なる危機感を覚えるからです。最近、朝起きて、ベッドから起きようとしたら、右足が一歩も動かなくて、半日も寝ておれば回復かとタカを食っていたら、なんと、3日もかかりました。そんな訳で、最後のチャレンジかと思います 。 勝手知ったる王道、フランス道か、それともより困難な、北の道か、迷っています。 いずれのルートも出発点より、サンチアゴまで、八百キロですが、スペイン最西端、フィニッシテイエラまで、千キロを目指します。二ヶ月ぐらいはかかるでしょうか?72歳に成っていますから、もう限界ギリギリでしょう。然し乍ら、前々回、サンチアゴ大聖堂に着いた時、丁度同じ日同じ時間に歓喜の門を潜った何人かの中に、悠は70を過ぎたご婦人が在った。日本人。なんと一人旅である。私達と同型の網代笠を手に持っている。我々と違ってすこぶる元気である。 網代の頭には、熊野古道と書かれている。声をかけると、大阪弁が帰ってきた。やっぱし。大阪のおばちゃんには負けられまへん。お寺の住職の未だ現役なので、2ヶ月ともなると一寸一工夫が必要。妙案を模索中です。 全行程一緒というわけにはいきませんが、参加できるコースと時間の共有という有志の参加も考えられますね。如何ですか ?

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