雲水時代に大変お世話になったお寺の和尚さんが四大不調(脳梗塞)で不本意で有ることを、人ずてに聞き、お見舞いに行ってきました。急に空いた時間なので、朝の三時半に出発。滋賀県八日市市の山中の寺までは、途中休憩時間も入れると、八時間もかかりました。頗る元気で働き者のこの和尚、麻痺状態の手足と口に苛立ちと、悔しさを滲ませながらの、僅かの時間は、元気でいる自分も辛い時間の共有です。私とは、三つ年上です。明日の自分でもあるのです。先のことは、皆目見当もつきません。ふるさとの信楽の里で、話のあった信楽焼の作家にしかるべき時の、骨壷を焼いてもらう事になって、さしたる意味もない安心を得て、たまたま北海道のノーザンファームからこの信楽に競馬育成牧場で働いている知人と一杯やったら、長距離運転も手伝って、えらい酔ってしまいました。翌朝もまた、早朝出発。長野か山梨ぐらいで降りて、露天風呂にでも入っていくから帰ろうと思っているところに、寺からの電話。諏訪サービスエリアでした。花屋さんが来て、今日の法事の花を持って来ました、という連絡。火曜日だしいつもなら新座か飯能の座禅会の日なのでそんなわけはないと思いつつも、もしもがあったらえらいことだし、恥ずかしながら、近くの同派の和尚さんに事情を話して、11時まえに来ていただいて待機をお願いしました。電話を受けたのは9:30分。いくら飛ばしても間に合わないと思いながらも、風呂どころでは無くなって、猛烈に飛ばして帰ったのが十二時前。果たして、誰も来ませんでした。花屋さん曰く、間違っていましたら、お題は結構ですから。ですって。冗談じゃないよね。いやーあ 疲れた