和尚のつぶやき

再び玉ちゃん

玉ちゃん最後に。

二枚の猫の写真です。左の猫は玉ちゃん、我が家に住み込んだ居座り。右の猫はスペイン巡礼の時に出会ったバール(居酒屋兼食堂)の猫です。体の柄といい顔かたちもよく似ています。三毛です。可愛いでしょう? 食堂に巡礼者が来る食事時になると、どこからともなく集まってきます。人懐っこく親しげにすりすりをしながら物乞いをしますが、供給が終わると、ポィといなくなります。うちの玉も同様で、食事のおねだりの媚び方と普段の態度の違いようは、呆れるばかりです。猫好きはそういうのが好いようですが。スペイン巡礼地では、田舎ですし、車も殆どないので、動物の交通事故は殆ど見ませんが、私の住んでいる埼玉は人間のみならず動物たちの交通死亡事故は全国トップレベルにランクされております。車で出かけなくとも、我が家の周辺で、にゃん子やたぬ公の悲劇はよく見かけます。先日も我が家の前で三毛猫が無残な姿で跳ね飛ばされておりました。あんな死に様を見せねばならぬのは辛いことですね。「南無畜生阿耨多羅三藐三菩提心」。
そこで、スワッと家に飛び込みましたら、玉は私の布団の上で、だらしなく寝ており、私の慌てた様子に「どうしたあぁん」という態度です。Iさんちの桃かもと思って、ようすを見に行ったら、こちら様の桃も怪訝な(@_@;)で見つめておりました。
ほっと一息でしたが、あの悲劇の三毛猫は一体?    こんなことが多すぎます。
先日、ひさしぶりに長野の車山に行きました。伊那で用事を済ませて車山のホテルには夜の10時半の到着でした。途中、山道の野生の鹿の出没の多さにびっくり。シカ銀座かと思うばかりです。車にひかれて御臨終もあるやもしれません。どこかの役所では鹿、イノシシ課が出来たそうです。新任課長さんは猟獣会と協力しあって成果を高めたいと声高々に述べておられました。しかたがないけど悲しいいね。
せめてうちの玉ちゃんにはそういう悲劇にめぐり遭いませんようにと願うばかりです。スペイン巡礼地のにゃん子もお幸せに。

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