熊野古道に咲いた菫たちの中の一輪です。菫の名といえば、平林寺菫の名しか知りません(平林寺というお寺で修行したものですから)からこの菫の名はわかりませんが、全体に白っぽいようです。菫の花言葉はわすれてしまいましたが、可憐 というイメージが、似合うようです。しかしながら、山道に咲くその生命力はどっこい可憐などで決められるようではなく、しぶとい、という花言葉もあっていいのかしら?思う程です。菫といえば、なき母は、特に菫がお気に入りで、野花の頃にもなると,猫みたいにゴロゴロと寝転んで眺めるのが好きで、終日楽しんでいたのを思い出します。