明けましておめでとうございます。
今年も静かな年明け(天候)でした。テレビ等も神秘的な初日の出を感動的に報道していました。坊さんになる前は毎年、年末から新年にかけて北アルプスの冬山が私のゲレンデだったのですが、のんびりと初日の出など見る余裕もなくラッセル、ラッセルばかりで、夜明けの頃にはもうバテ気味だったのを懐かしく思い出しながら一人寂しく且つ、厳粛の新年でした。
皆さんはいかがでしたか?いろいろと辛いことも経験した昨年でしたが、忘れることなく、しかも前向きに、日々消化いたしましょう。神戸の立岡さんは、「花いちりん」シリーズ200枚に向かって進んでいます。私は昨年、三度目の正直で、インド、ガンジス河の源流、ガンゴトウリー、ゴームクまでの巡礼を成すことが出来ました。高山病に悩まされたり、インドカレー味に腹をやられたり、寒かったり、暑かったりの散々の旅でもありましたが、やっぱりインドの神秘の魅力を打ち消すほどの打撃ではありませんでした。
山はもうこりごりと思いながらの帰国でしたが、時々は近郊の山へも足を運んでいます。今年は、10月にスペイン、サンチャゴ、デ、コンポステラ(星の野原の聖ヤコブ)の巡礼を計画しています。ピレーネ山脈越え全長800キロにも及ぶ巡礼の旅ですが、私の歩ける距離はせいぜい2~300キロを考えています。毎朝散歩すること。わかっても分からなくても、スペイン語を聞くのが、今年のノルマです。