オリソンからロンチェス バージェス 昨夜以上の登りを予想していたが、さほどの登りもなく、昼頃に国境を越え,スペインにはいる。フランスにもスペインにもこの地は、巡礼では有名な地であろうが、辺境には違いなくインターネット事情は悪くて、飛行機の予約の件は未解決。後日頼み。巡礼者の数はさほどでもなく、程良い挨拶を交わしながらの巡礼旅となる。オリソンの宿で夕食中、全員が自己紹介を英語ですることとなった。U夫人の番になった時、彼女はおじることなく、さらりと日本語でやってのけました。あっぱれ。私といへば、下手な英語で自己紹介らしきものをしたけれど果たして通じたものやら。中に一人おっそろしく上手と思われる英語で挨拶をした日本人の若い子がいました。若いっと言っても、外国の人たちといると、日本の女の子は大概若く見えます。童顔の所為かもしれません。翌日、巡礼路で前後して出会うので、聞いてみました。大学を出てからでしょう、アメリカで4年程記者の仕事した後、ワシントンに移り大学院で勉強して、今日本に住んでいるので、時間があって、興味を持っていたので、サンチャゴ巡礼を試みたそうです。この先何をしたいのかと問うたれば、人道的な役割を果たす仕事に就きたいと思い、既に来年から国際十字センターに内定していると教えてくれました。まだ30歳前かと思われます。緒形さんみたいになればいいねともうしましたら、あんなビッグと比べ様もないとの返事。兎に角外に出るとなかなかの頑張りヤングに出会って嬉しい限りです。明日も頑張りましょう。その前にちょっと、ワインかビールをいただいて。ー