小崎和尚の法話

四国お遍路断片

10月17日~19日、2泊3日で、お遍路の旅に出かけました。もう何度も回っているので、打ち止め。と思っていたのですが、回り切っていないお寺があるので、和尚さん一緒におねがいたしますと謂う訳で行ってまいりました。

最初の1番、霊山寺から23番,薬王院までです。勿論バス巡礼です。その上限られた時間内で最大効率を求める訳ですから、したがって順路も逆順にもなります。阪急旅行のツアー巡礼の旅ですから当然寄り合いです。

結果的にはこういうメンバー構成も悪くない、と、思いつつ帰路の飛行機に乗りました。所謂大型バスの旅です。

今までは可能な限りは、歩くという原則のもとに、タクシーを利用しての巡礼でした。

大型バスに乗って初めて気付いたのは、巡礼への道ゆきはなんと狭く、走りにくく、危険なことかとしみじみ思ったことでした。バスの運転手のテクニックに驚いたり、感心したりの連続でした。

今回の巡礼には、先達さんがついて何から何までの案内、指導付きで私はと言えば、皆と一緒にお経を読むだけのいたってのんびりのたびでした。ひたすら弘法大師様を祈り、お徳のおすそ分けを願う回向の時間でした、が。バスに乗るとまず、先達さんのリードで、お経、真言等の後、回向を唱えます。仏様、弘法大師様、巡礼者各々先祖代々、その上に搭乗員、運転手へも回向をお唱えるのです。

運転手、搭乗員までとは随分とご丁寧なことだと思っての乗車でしたが、細くて危険な山道に出会う度に運転手に手を合わしていのは私でだけでは無かったでしょう。無事3泊3日の旅を終え、回向する対象の広さを再認識しました。

ページの先頭へ