和尚のつぶやき

リシケシ2

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リシュケシュといえば「ヨガの町 」。インドはおろか世界中にその名を轟かせている。ヨガを専らとする町はインド中どこにでも有りそうだが、とびん出てここは有名である。何でやろと思うまでも無く、ヨガに関心を持ったビートルズややってきて修行した町と言うのも、うんざりするほど聞かされる事実でも有ります。勿論、ヒンズー教のメッカでも有りますから、
祭りの期間はうようよするばかりの巡礼者で町中は歩けないほどである。夏の盛りの祭りなどに遭遇でもするとインド中から集まった老若男女のひと息れと汗臭さに失神しそうである。 祭りとはそう言うもので、言ってみればそう言うぐちゃぐちゃにの中から生まれ出るエネルギーと聖なる祈りが胡椒みたいな味付けとなって混沌の歓喜に至るのでしょうか。インドの魅力は正しくその辺の所にあって、「混沌の中の聖なるもの」その幅の広さと言うか奥の深さも加わって、一筋縄ではいかない怪しいダイナイズムがインドを形成しておる様です。この街もヨガの町故、ヨガアシュラムとヒンズウ寺院がごちゃ混ぜにガンジス川両岸に乱立。しかも、個々の寺院は、拡声器でもって、対抗心むき出しの祈りの連呼が町々、山々を駆け巡る訳である。言ってみればお経が拡声器に乗って終日流れている高野山みたいなものを想像してください。リシュケシュの友人、モーハンなどは、町中、タトパンのアシュラムの住人ではあるが、頻繁に、音の妨害を逃れて山中で過ごす生涯です。それもこれも皆ん〜なまとめてのインドです。

今日は九月二十一日、聖地も冬の支度に入ります。町には巡礼者の数は疎らです。前途が危ぶまれる様な風体のサドウ(修行者)達も迫りくる冬を想ってか、心なし元気が有りません。

ここは聖地故レストランでもアルコールの類は一切ありません。前回は飲んだ様な気もするが定かではない。記憶力もどんどん怪しくなっていく。明日は、洞窟で静かに瞑想時間などというメニューを入れながらのガンジス川遡行です。

 

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