和尚のつぶやき

タスマニアは美しい。

IMG_2259シドニー空港に着きました。出国手続きやらチェックやら、トランジットやら決まり切った事ばかりだけれど、やっぱり煩わしい。今回は、入国時にアルコールなどの持参だったので、出国時に似た緊張感もあった。何か言われると、冷静を欠いて、おどおどするのである。言葉の問題である。(シドニー〜タスマニア間)。いやに食品に関するチェックが神経質であった。

何事もなく、シドニーの空港でタスマニア行きの待ち時間が有って、新世界入植の手始めに、オーストラリア産ビールの試飲、続いてワインの点検に進む。日本国内や、我が家に治まって、飲むのと違って、所謂の、冒険心の目覚めが初体験の味として、本来の味を超えての評価がちとなる。
なんだかんだと味比べしながら飲んでいるうちに、さすがに、空きっ腹と出発前の痛飲の影響か、やけに酔感がしなやかである。空港の軽食堂の一角で、ザックも外さず、高テーブルのカウンターで飲む酒は、街全体が
「This is Australia 」。酔いが早い。いろんな意味で、しんどい思いが重なる度に、次への挑戦と言うか、楽しみが、いや増すわけである。旅の楽しみのOne of them でもある。人生の峠を超え始めると、何かにつけてしたり顔となりがちだが、旅はそれを許さない。思いがけないハプニングの出会いとなる。冒険(旅)の醍醐味は、取るに足りない仏智見の悉くが潰されていく驚きの連続に出逢う喜びでもある。
シドニー行きカンタス空港の座席はD席。真ん中四シートの端席。一方の端席J席には、若い日本人が席を取る。席を二つのあけての会話は厄介で2シートの距離感は有ったが、楽しかった。看護婦で働いていたが長期休暇でAustraliaに出入りの連続がもう四年という話である。Australiaでの看護婦の仕事もあるが、流石に、英語での対応は疲れるそうで、日本取得したヨガのインストラクターの資質をもっと高めたいの希望らしい。飛行機は離陸。中の2 シートは埋まらず。二人で、ラッキーと喜び合って、二人で足がさねのおねんね。エコノミーでは考えられない、贅沢の一夜です。埼玉の娘でした。大宮あたりで、ヒョッコリ出会ったら嬉しいねと言い合って 、別れました。ロンセストン空港五時着。小雨あり。

ロンセストンは街全体が煉瓦ずくりの新しい街並みで清潔感あり。
Parkline motelはこじんまりしたまさしくモーテルの名に恥じない。素敵な市営公園の前にある。この週は町のエキジビジョンの為入園ならず、公園の周りぐるり一周で足腰の鍛錬。

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